三井倉庫グループ

環境(E)

基本的な考え方・方針・目標・体制

基本的な考え方

三井倉庫グループは、社会の持続性なくして当社グループの持続的成長は成しえないと考えており、地球環境の保全は重要な経営課題の一つと捉えています。当社グループの「環境方針」に基づき、気候変動対応や廃棄物排出量削減の取り組みを行い、当社グループのみならず、顧客企業および社会のバリューチェーンの環境負荷低減に貢献していきます。

方針

三井倉庫グループ環境方針
三井倉庫グループは、脱炭素社会・循環型社会の構築に貢献することを目指し、物流を通じた環境負荷低減への取り組みを積極的に推進します。
  • 1.環境保全に関連する法令及び社会規範を遵守します。
  • 2.事業活動が環境に与える影響に配慮し、環境汚染の未然防止及び環境負荷低減への以下の取り組みを推進します。
    • 施設及び設備の保守点検、再生可能エネルギーや各種省エネ機器・車両の導入などを通じ、エネルギー効率の向上に努め、気候変動の緩和策および適応策を実践します。
    • リユース・リサイクルを促進し、廃棄物の削減や適正処理を徹底します。
    • 生物多様性や気候変動、環境汚染等に配慮した調達、開発を行います。
    • 環境負荷低減に取り組む企業として、地域との共生およびバリューチェーン全体の環境負荷低減を推進します。
  • 3.環境負荷低減の取り組み状況を把握し、改善目標などを定めた行動計画を作成、推進、見直しを行い、継続的改善を推進します。
  • 4.環境教育、広報活動を通じ、社会および取引先企業のバリューチェーンの環境負荷低減に対する三井倉庫グループ社員の理解と意識の向上に努め、取り組みを支援します。
2022年6月27日
三井倉庫ホールディングス株式会社

目標

CO2排出量削減(Scope1・2、Scope3)の中長期目標を下記のとおり策定しております。
Scope1・2
  • 2025年度末までに29%削減(※2013年度比)
  • 2030年度末までに50%削減(※2013年度比)
  • 2050年度末までにネットゼロ
Scope3
  • 自社およびお客様におけるサプライチェーン全体でのCO2排出削減に取り組みます。
※当社グループのサプライチェーンサステナビリティ支援サービス「SustainaLink」を通じて、お客様のサプライチェーン上のCO2排出削減することは自社のScope3の削減にも同時に寄与します。自社サービスを通じた脱炭素社会の実現に向けた取り組みも推進してまいります。
  • CO2排出量(Scope1、2)の対象範囲は、省エネルギー法の三井倉庫ホールディングス、三井倉庫、三井倉庫ロジスティクス、丸協運輸(大阪)、丸協運輸(愛媛)の「定期報告書」の数値に基づいています。
  • CO2排出量(Scope3)は三井倉庫ホールディングス、三井倉庫、三井倉庫エクスプレス、三井倉庫ロジスティクス、三井倉庫サプライチェーンソリューション、三井倉庫トランスポート、丸協運輸(大阪)、丸協運輸(愛媛)を対象としています。
なお、経年の排出量データ、および他の環境に関連するKPIはESGデータをご参照ください。

体制

サステナビリティ委員会の傘下に環境部会を設置し、環境に関する施策を推進しています。環境部会は、三井倉庫ホールディングスのリスク管理部を主幹部署とし、関連部署および各物流事業会社の環境担当部署から成り、グループ全体で取り組みを推進できる体制としています。