環境
-
三井倉庫グループ環境方針
-
環境マネジメント
-
事業を通じた
環境保全の取り組み -
TCFD提言に基づく開示
CO2排出量の削減
当社グループは、建設した倉庫の屋上緑化や太陽光パネル設置により、CO2排出量の削減に貢献しています。また、倉庫内や事務所の電気・空調の適切な管理・運営を行うことで省エネルギー化を推進しています。
屋上緑化
施設の屋上に緑化を行い、屋根の温度上昇の抑制や建築物の遮熱、景観の向上に努めています。
会社名 | 拠点名 | 緑化面積 |
---|---|---|
三井倉庫(株) | MSC深川ビル1号館 | 420㎡ |
三井倉庫(株) | MSC深川ビル2号館 | 495㎡ |
三井倉庫(株) | 辰巳事務所 | 1680㎡ |
三井倉庫(株) | 多摩レコードセンター | 108㎡ |

太陽光パネルの設置
当社グループでは、建設した倉庫の屋上に太陽光パネルを設置し売電することにより、CO2排出削減に貢献しています。
関東P&Mセンター

想定発電量は年間36万kwを想定、CO2削減効果は年間182トンを見込んでいます。
飛島事務所 定温倉庫

想定発電量は年間30万kwを想定、CO2削減効果は年間151トンを見込んでいます。
関西P&Mセンター A棟

想定発電量は年間21万kwを想定、CO2削減効果は年間118トンを見込んでいます
関西P&Mセンター B棟

想定発電量は年間31万kwを想定、CO2削減効果は年間156トンを見込んでいます。
東京都及び港区条例に基づく地球温暖化対策報告書・計画書
東京都「地球温暖化対策報告書・計画書」
三井倉庫グループでは東京都「都民の健康と安全を確保する環境に関する条例」に基づき、「地球温暖化対策報告書」及び「地球温暖化対策計画書」を公表しています。
地球温暖化対策報告書
地球温暖化対策計画書
東京都港区「地球温暖化対策報告書」
三井倉庫グループでは 東京都港区「港区民の生活環境を守る建築物の低炭素化の促進に関する条例」に基づき、「港区地球温暖化対策報告書」を公表しています。
グリーンボンドの発行
2020年3月、当社は物流会社(注1)としては国内初の環境負荷低減に配慮した物流施設の建設資金としてグリーンボンドを発行いたしました。
当社が現在実行中である「中期経営計画2017」は、21年3月期からの残り2年間では、持続的成長に向けて圧倒的な現場力の構築や統合ソリューションサービスの進化に加え、物流という重要な社会インフラを担う企業として社会的責任を果たすため、ESG経営を推進してまいります。
その具体的な取組みとして、当社グループの成長領域である医薬品・医療機器業界を中心としたヘルスケア事業専用の物流施設「関東P&MセンターB棟」を2021年6月に新設いたしました。
当該物流施設は免震構造や自家発電設備など、非常時においても事業を安定的に継続させるために必要な最新設備を実装するとともに、自家消費型太陽光発電や高規格のトラックバースなど物流業務の省力化や環境負荷の低減にも配慮した環境性の高いものとなりますので、その建設費用をグリーンボンドの発行により調達することといたしました。
(注1)TOPIXの33業種区分のうち「倉庫・運輸」「陸運業」「空運業」「海運業」を「物流会社」と定義しております。
グリーンボンドの概要
発行体 | 三井倉庫ホールディングス株式会社 |
---|---|
名称 | 三井倉庫ホールディングスグリーンボンド |
発行日 | 2020年3月8日 |
年限 | 10年 |
発行額 | 50億円 |
利率 | 0.45% |
資金使途 | 関東P&MセンターB棟建設のための転貸資金 |
社債格付 | A-(JCR) |
主幹事 | SMBC日興証券 野村証券 |
Green Bond Structuring Agent | SMBC日興証券 |
プロジェクトの進捗状況
竣工予定時期 | 2021年6月 |
---|---|
建設に関する進捗状況 | 設計期間、各種申請手続きを経て2020年6月に着工し、2021年6月に当初の予定通り竣工いたしました。 詳細に関しましては2021年6月21日付リリースをご覧ください。 |
CASBEE評価取得に関する進捗状況 | CASBEE埼玉県による環境性能評価においてA評価(大変良い)を取得しております。 |
資金の充当状況
2021年6月末時点で資金は全額上記のプロジェクトに充当完了しております。
グリーンボンド評価の発行時及び発行後レビューの状況
当社は本社債に関して発行時及び発行後のレビューにおいて、株式会社日本格付研究所(JCR)によるグリーンボンド評価の最上位評価である「Green1」の評価を受けております。
- 評価の詳細については以下リンク先の「2020年3月3日付ニュースリリース(発行時評価)」及び「2021年3月9日付けニュースリリース(発行後レビュー)」よりご覧ください。
三井倉庫ホールディングス|日本格付研究所 - JCR (※日本格付研究所(JCR)のサイトへ遷移します)
インパクト・レポーティング
項目 |
2022年3月期 |
---|---|
①電力使用量 | 837,890kWh |
②太陽光発電による発電量 | 350,679kWh |
③太陽光発電によるCO2排出削減量 | 155t-CO2 |
④CO2排出量削減割合 | 42% |
⑤CO2排出量(ネット) | 216t-CO2 |
⑥水使用量 | 531㎥ |