三井倉庫グループ

インドネシアジャカルタ近郊に新倉庫が完成し稼動開始

三井倉庫インターナショナル(Managing Director:藤岡 圭)がインドネシアのジャカルタ近郊で建設していた新たな物流施設がこのほど完成し、既に稼動を開始、4月16日に竣工式が行われました。
新施設(名称:三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫)は敷地面積約53.7千㎡に延床面積約31.5千㎡の平屋倉庫で、タンジュンプリオク港近郊の同社のチャクン倉庫と合わせ、インドネシアでの延床面積は44.5千㎡となりました。
三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫は、ジャカルタ東部工業団地群の中心にある、GIIC(グリーンランドインターナショナルインダストリアルセンター)工業団地内に位置しています。工業団地群の中心にある立地を生かし、自動車、家電、日用品などの工場向け原材料保管機能を、また、製品の市場向けディストリビューションセンター機能を提供いたします。
現地法人PT. MITSUI-SOKO INDONESIAでは、昨年10月に増築工事を実施したチャクン倉庫と今回完成したGIIC新倉庫を合わせて、拡大するインドネシアの物流需要に応え最適なサプライチェーンマネジメントシステムを構築いたします。

【三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫の概要】
名称 : 三井倉庫インドネシアGIIC新倉庫
所在地 : 西ジャワ州ブカシ県
施設 : 延床面積計31,510㎡

     


三井倉庫グループは2016年3月期を最終年度とする中期経営計画「MOVE2013」における重点施策の一つとして【アジアパシフィックにおける成長領域への集中投資】を掲げ、近年海外における投資を積極的に進めています。昨年から本年にかけて新たに竣工、稼動を開始した同地域における施設は以下の通りです。


① バンコク(タイ:新設)
2014年3月:延床面積約19,000m2

② 釜山新港(韓国:新設)
2014年7月:同約15,000m2

③ ジャカルタ(インドネシア:既存施設の増築)
2014年10月:同約4,000m2

④ 上海(中国:新設/現地企業との合弁)
2014年12月:同約44,000m2

⑤ ジャカルタ(インドネシア:新設)
2015年4月:同約31,500m2


三井倉庫グループは2014年10月1日に持株会社制に移行し、海外事業を三井倉庫インターナショナル(本社=シンガポール)に集約。これは、日本を起点とした物流だけでなく、アジア間、アジア/欧米間の物流を取り込むために、海外からの視点で現場に即した迅速な判断を行う必要があるとして本部を海外に移し、各ブロックが責任権限を持つ体制といたしました。世界を北東アジア(日本、韓国、台湾)、中国(香港を含む)、東南アジア、米州、欧州の5ブロックに分け、三井倉庫グループの強みである倉庫施設を中心としたロジスティクス事業を行い、グループ事業会社の持つさまざまな機能を有機的につなげ、お客様のグローバル戦略を強力にサポートいたします。 更に今後もアジアパシフィック地域の物流需要の増大に対応し、必要な投資を展開してまいります。


お問い合わせ先
三井倉庫ホールディングス株式会社
03-6400-8017
広報室 長村・鈴木

三井倉庫グループ ニュース一覧に戻る